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ログハウス建築日記

むく工房では、1棟目のCAFEとパンの販売に使用している建物と、2棟目のパン工房の建物は、廃材を利用した手作りで建てられています。
学校や幼稚園の解体から出る廃材の床板やドア、窓、土台をはじめ、蛍光灯、水道の蛇口、エアコン、換気扇・・・、そのほか、鉄道の枕木や古電柱など、建物のほとんどが廃材を利用して建てています。
私たちが、パンを焼きながら少しづつ作り上げたお店の、完成までの様子をご覧ください。


1992年の12月に基礎工事をスタート。地盤が固かったので簡単な基礎で済ませました。


古電柱を80本ほどもらってきました。


長女も手伝って土台を作っているところです。


大活躍した初代クレーン付トラック。


上の丸太と下の丸太が重なるところをチェーンソーで削った後、ノミで仕上げます。


玄関のドア枠。鉄道の枕木を利用します。(メッチャおもたい)


一度、柱を仮建てした後、下のほうをスクライブして、土台からはずして、チェーンソーで削って・・・という作業を何度か繰り返します。


無理な体勢でのスクライブ、腰は痛いは、足は痛いは・・・大変です。


本当は直接柱にケタをのせるはずが、思ったよりも低かったので間に石を挟むことに。



だんだん家らしくなってきましたねー。


一日中チェーンソーを持つと腰も腕もパンパンです。


屋根の垂木にするための木を近所の人からもらって、自分たちで伐採して搬出しました。
これが一番つらい作業だったかも。


もう一度やれといわれてもできないかも・・・


お母さんも電気カンナを使ってがんばりました。


山から切り出した間伐材の皮むきです。
単純な作業が延々と続きます。
長男も大活躍?



皮をむき終った後の丸太を屋根に仮乗せしたところです


友人が手伝いに来て屋根板張りをしている所です



この後屋根に断熱材を並べます


こちらは厨房の様子です


屋根のトタン張りはプロの人にお願いしました


小学校から剥いできたヒノキの無垢の床板です



もうこんな床板はなかなか手に入らないですねー
どこか小学校の解体とかあったら教えてください



お母さんもがんばって壁の断熱材を取り付けています


厨房と店内の間の壁の部分です


カウンターの乗る台を作っている所です


カウンターを仮乗せしてご満悦


壁を塗る前の下準備でラス網を張っているところです


身内を総動員しての壁塗りです


漆喰を塗る前のモルタル塗りが終わった所です


解体された学校の窓(横向きの引き戸を無理やり縦にして)の取付け


屋根の垂木の皮むきは大変でした


貰った松板を三枚合わせてドアを作りました(むちゃくちゃ重たい)


トイレは簡易水洗なのでタンクを埋めるための穴を掘っています



ちょっと休憩


なんとか掘り終わりました


だんだんと仕上がってきました


オープン予定まで後少しだったのでトイレは大慌てで作りました


厨房の天井のペンキ塗りは大変でした(お母さん談)


骨組みはなんとか完成!


これまた身内を動員しての漆喰塗りです


カウンターも最後の仕上げです(オープンまで残り16日)



漆喰も塗り終わり壁板の塗装をしている所です


長男の天伸(てんしん)も手伝って玄関前に砂利を敷いています


がんばるねー天伸


室内も最後の仕上げです



1994年12月28日 なんとかオープンすることができました。ほんとは細かい所はまだ完成していなかったのですが・・・。

と、いうことでむく工房のログハウスの完成?までの様子を公開してきましたが如何でしたでしょうか?
現在パンの工房として使用している2棟目の様子もUPしたいと思っています。
もうしばらくおまちください。




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